秋田の問題県議「呪」「殺」批判文発送
秋田県の女性県議が、他会派に所属する男性県議に、赤い文字で「呪」や「殺」という単語を使って批判する文書を関係団体に発送していたことが3日、分かった。送ったのは、県議会会派「新みらい」所属で現在3期目のこだま祥子氏(59)。男性県議が所属する国政政党をかつて選挙で支援したのに、こだま氏の地元で対立候補を立てようとしていると主張し「恩を仇で返す人でなし」と批判。
「政治のせの字もしらない若僧が、思い上がりもいいところ」とし、赤い文字で「人を呪わば穴二つ 人を殺さば穴二つ」「人を殺そうとするときは自分の墓穴を掘ってかかれ」などと書いていた。
こだま氏は「自分の長年の思いを仲間に送ったつもり。政治家として間違ったことは何もしていない」と主張。過激な表現について「政治に命を懸けていて、許さないという思いを強調するためにやった」と話した。
