驚きの懲役3年求刑 常習性重くみたか

 覚せい剤取締法違反と麻薬取締法違反の罪に問われた人気デュオ「CHAGE and ASKA」のASKA(本名・宮崎重明)被告(56)の初公判が28日、東京地裁で行われ、検察側は懲役3年を求刑した。

 ASKA被告の初公判について、多聞法律事務所(神戸市)の中川勘太弁護士は「懲役3年の求刑は過去の例と比べて重く、驚きがある。執行猶予がつくことを想定したうえで、社会的影響も考慮し、常習性を重くみたのではないか」との見解を示した。同様のケースでは、求刑は懲役1年半程度が一般的だという。

 「執行猶予はつくだろう。その場合、求刑は維持されるのが慣例」と説明。最終的に判決は懲役3年、執行猶予3~4年になるとの見方を示した。

 ASAK被告が栩内被告の薬物反応に対し「分からない」と述べたことには、「仮に世間的にかばっていると疑念を抱かれるようなケースでも、法的には判決が出るまでは推定無罪が原則」と説明。今回の場合、栩内被告の判決が未確定のため“無罪”と解釈され、この日のASKA被告の栩内被告に関する発言は、ASKA被告自身の判決に影響しないという。

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