Berryz工房、来春に事実上の解散

 7人組女性アイドルグループ、Berryz工房が2日、東京・中野サンプラザで行った「ハロー!プロジェクト」のコンサートツアー公演のステージ上で、来春限りで無期限活動停止すると発表した。嗣永桃子(22)は「『解散』と言うと私たちの大事なものがなくなってしまう気がする」と説明しており、事実上の解散となる。

 10年前にお披露目された同じステージで、大きな決断を発表した。合同ライブのオープニング。7人だけがステージに残ると、キャプテンの清水左紀(22)が「皆さんにご報告があります」と切り出し、活動停止を報告すると、直前まで大盛り上がりだったファン2200人は静まりかえった。

 菅谷梨沙子(20)は「これからも頑張っていきます」と号泣。嗣永が「Berryzは私たちの青春のすべてで大切な存在。なくなってほしくないので『解散』という言葉ではなく、『活動停止』という言葉を選んだ」と説明し、涙をポロポロこぼすと「続けて~!」と声援が飛んだ。

 メンバーは1年前から、スタッフを交えて今後について話し合い、5月のツアー終了後に7人が「活動に一度区切りをつけたい」と申し出た。

 デビュー当時は大半が小学生だったメンバーも、全員が成人となり、「それぞれの将来を考えたのではないか」と関係者。結成10周年の昨年、11月に悲願の日本武道館単独公演を成功させ、グループとしての達成感に包まれたことも、次のステップへ踏み出す決断につながったようだ。

未定

 正式な活動終了のタイミングは未定だが、デビュー日の3月3日前後にイベントを開く可能性が濃厚だ。今後は9月に2度目の武道館公演やコンサートツアーなどを控える。“解散”後のそれぞれの活動は未定という。

 プロデューサーのつんく♂(45)は公式HPで、「非常に残念ではあります」としながら「彼女たちが次のステップに向かう、良いきっかけになるのではないか」とつづった。

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