脱法改め「危険ドラッグ」続々捜査
6月に発生した東京・池袋の車暴走事故など全国で危険ドラッグによる交通事故などが相次ぐ中、山梨県警は23日、同法違反の疑いで、山梨県都留市に住む高校1年の女子生徒(15)と工員の少年(16)を逮捕した。「粉末をあぶって吸った」と話している。
今月16日には元神奈川県議・横山幸一容疑者(41)が逮捕されるなど、危険ドラッグのまん延は社会問題化している。元県議はネットで知り「2年前に使い始めた」と明かしている。
この日、愛知県警、大阪府警がドラッグ販売店を抜き打ちで立ち入り調査し、販売自粛を指導。東海北陸厚生局麻薬取締部は危険ドラッグを製造していた石川県内の工場を摘発するなど、全国で本格的な取り組みが始まっている。