マクドナルド 中山社長が謝罪

 中国上海市の食品会社「上海福喜食品」が米ファストフード大手マクドナルドなどに使用期限切れの食肉を使った加工品を販売していた問題で、同市公安局は23日、食品会社の責任者や品質担当幹部ら計5人を刑事拘束したと発表した。違法な生産活動が組織的に行われていたとみて捜査している。同社の鶏肉を使った製品は、日本でもマクドナルド、ファミリーマートで販売されていたことが判明。現地で取引先と報じられた企業の日本法人も、確認などの対応に追われた。

 上海福喜食品の鶏肉を使用していた日本マクドナルドは23日、同日都内で予定されていたキャンペーン発表会見を中止した。上海‐の材料は使用していないが、一連の報道を受け自粛したという。

 一部で停止していた「チキンマックナゲット」の販売は23日に全店で再開した。別の会社製のナゲットが、国内の冷凍庫に保存されており、販売を取りやめていた店に配送した。上海‐製のナゲットは全て廃棄する。

 一方、上海‐の材料を使った「ガーリックナゲット」の販売を中止したファミリーマートは23日、販売を完全にやめる方針を明らかにした。中山勇社長は「信頼関係を裏切られた。国内ではお客さまの信頼を裏切った。大変申し訳ない」と謝罪した。

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