7月14日は「内視鏡の日」

 7月14日は、7と14の語呂合わせから「内視鏡の日」に制定されている。人間ドッグなどでお世話になった人も多い機器だが、一方で「怖い」「つらい」などという理由で敬遠している人もいる。

 だが現在の内視鏡検査は2つの理由で苦痛が軽減されているという。東京・代々木の田坂記念クリニック加藤雅士院長によると、1つは薬を利用する「意識下鎮静法」の導入。意識消失をきたさない程度の鎮静状態で検査を受けるというもの。

 そしてもう一つが機器の進化だ。加藤院長は「カメラは細くなり、コーティング技術も進んでツルッと飲みこめる」と説明。

早期ならば

 オリンパスが運営する「おなかの健康ドットコム」調査でも、上部内視鏡検査の受診時期が10年以上前の人と3年以内の人の感想を比較した結果「楽に受けられた」「予想したほどつらくなかった」の割合が、約2倍に増えている=グラフ。

 そして何より変わったのが画質だ。加藤院長も「驚くほど鮮明になっているので、がんなどが早期発見できる可能性が高い」。特に最近増えている大腸がんは、早期発見なら完治の可能性が高いと言われているだけに内視鏡受診は大きな意味を持つ。

 「うちで受診した9割近い人が苦しくなかったと言っている。40歳を過ぎたら、または大腸に気になる症状のある方はぜひ定期的に受診して」と加藤院長。内視鏡の日を受診のきっかけにしてみては?

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス