広済堂開発が民事再生法を申請
ゴルフ場運営の広済堂開発(東京)と、同社運営の千葉広済堂カントリー倶楽部(千葉県市原市)などゴルフ場2社の計3社は18日、東京地裁に民事再生法の適用を申請したと発表した。ゴルフ場の営業は続けるとしている。担当弁護士によると、同地裁から保全命令と監督命令を受けた。負債総額は約160億円。
民事再生法を申請したもう1社は、埼玉県秩父市にある広済堂埼玉ゴルフ倶楽部。
千葉広済堂カントリーは1965年開場の本格的チャンピオンコース。82~2009年まで行われていた女子プロトーナメント「広済堂レディース」の試合会場として知られ、歴代優勝者には樋口久子プロや岡本綾子プロらビッグネームが名を連ねた。ここ数年、赤字続きで、債務超過に陥っており、会員から預託金の返還請求も起きていた。
