分党…石原氏「星影のワルツ」で惜別

記者会見する日本維新の会の橋下共同代表=29日午後、大阪市役所
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 日本維新の会の石原慎太郎共同代表(81)は29日午後、国会内で記者会見し、橋下徹共同代表(44)と日本維新の「分党」に合意したことを踏まえ、新党結成の手続きを進める意向を表明した。会見では、橋下氏が合流を目指す結いの党を批判する一方、「(橋下氏と)たもとを分かつのはつらい」と苦渋の表情も浮かべた。日本維新は同日夜に執行役員会を開き、分党を正式決定した。30日には両院議員懇談会を開き、党所属国会議員から意見聴取する。

 会見は国会内で午後2時半から約30分。石原氏は「日本文としても間違いだらけの憲法を何としても直したい」「憲法を変えて、この国を立て直したい」と熱を込めた。結いの党について「(見解に)大きな食い違いが感じられ、こういう人たちと合体するゆえんはないという確信を抱くに至った」と目をしばたたかせながら述べた。

 「自分の節を曲げてまで思っていない道を歩むのは国民への背信だ」と語気を強めた石原氏だが、約1年半、二枚看板として共に日本維新をリードしてきた橋下氏には「たもとを分かつのはつらい」と苦渋の表情も浮かべた。「日本の社会でまれな存在。あんな演説のうまい政治家は見たことない。これから大成するために幅広い経験を積む必要がある。期待しています」とエール。歌手千昌夫さんの曲を引き合いに「『星影のワルツ』じゃないが、別れることはつらいけど仕方がない」と語った。

 一方の橋下氏は、分党について大阪市内で記者団に「トップである僕の力量のなさが最大の原因だ」と説明。分党後の石原氏との関係について「石原さんはどう思われているか分かりませんが、僕は石原さんのことがやっぱり好きです。『お互い日本のために一生懸命頑張っていこう』と誓い合いましたので、できる限り一緒にやっていきたい」と連携に意欲を見せた。

 石原氏は野党再編について「(日本維新と結いの党の合流が)大きな引き金になるとは思えない」と述べ、同時に「安倍政権を高く評価している」と、安倍晋三首相の政権運営に協力する姿勢を示した。

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