猪瀬氏“記憶違い?”うそついちゃった

 東京都の猪瀬直樹知事が徳洲会グループから現金5千万円を受け取っていた問題で、衆院第1議員会館(千代田区)で現金受領後、そのまま帰宅したとする猪瀬氏の都議会での説明がうそだったことが12日、都への取材で分かった。当時の公用車の記録では現金受領後の時間帯に港区で猪瀬氏を乗せていた。猪瀬氏側は「港区内の個人事務所で秘書と打ち合わせをしてから帰宅した」と経緯を訂正した。

 これまでの猪瀬氏の説明によると、昨年11月20日午後、徳田毅衆院議員(鹿児島2区)から議員会館の事務所で現金を受け取った。

 当日の行動について、猪瀬氏は10日の都議会総務委員会で「(議員会館に入ったのは)大体午後6時とか6時半。(現金受領後)まっすぐ自宅に帰ったと思う」と説明した。ところが都によると、当時副知事だった猪瀬氏の公用車の日誌には、昨年11月20日午後7時に都庁を無人で出発して同20分に港区に到着し、同40分に猪瀬氏を乗せて午後8時35分に町田市の自宅に着いたとする記載があった。

 猪瀬氏は特別秘書を通じ「議員会館からタクシーで港区の個人事務所に行き、秘書と打ち合わせをした。その後、公用車で帰宅した。記憶違いだった」と釈明している。

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