西郷輝彦、金銭トラブル早く解決したい

 事務所内の金銭トラブルが明らかになった歌手・西郷輝彦(66)が14日、神奈川・相模女子大学グリーンホールでのコンサートを前にデイリースポーツの取材に応じ、「1日も早く解決して再出発したい」と、問題が発覚してから初めて心境を語った。

 トラブルの詳しい事情などは明かさなかったが「(代理人同士の話し合いは)進んでいると思う。裁判はいやですね。話し合いで解決できるのが一番」と、事態の穏便な収拾を望んだ。

 デビュー50周年という華々しい区切りの年に、思わぬ金銭トラブルが発覚した。西郷は会場入りする際、自ら車から降りて心境を語り始め、「50周年にこういう問題。とても残念だけど、私の不徳のいたすところもあったと思う」と、反省の言葉を並べた。

 トラブルは、経理を担当する2人の事務所スタッフが、資金繰りの過程で合わせて820万円を立て替えたと主張し、給料の未払い分とともに西郷に請求。西郷側から立て替え分の支払いがなかったため、裁判所にギャラの仮差し押さえを請求し、西郷側は供託金を支払ってこれを回避したというもの。

 西郷は「全て専門家の先生方にお任せしている。私がどうこう言える状態でない」と詳しいことは明かさず。金額などについては「はっきり出ていない。後々に出てくるでしょう」としており、まだ調査中のようだ。3000万円の支払いが滞るなど厳しい事務所の経営状況には「大丈夫。やっと全体が見えてきた。きちんと立て直して頑張ります」と誓った。

 トラブルが表面化したことで、仕事への影響も「ないことはない」というが「最小限にして1日も早く解決して、私も早く再出発したい。いい仕事をして再出発するしかない」と、自分に言い聞かせるように話した。

 この日は約2カ月ぶりのコンサート。「一生懸命、いい歌を歌いたい」と熱唱したが、ステージ上ではトラブルに関して何も語らなかった。

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