高校2年、ラグビー部のタックルで死亡
新潟県立新発田農業高校2年のラグビー部の男子生徒(16)が8月、練習試合中にタックルを受けて転倒、後頭部を打ちその後、死亡していたことが12日、同校への取材で分かった。
同校によると、8月9日午前11時ごろ、長野県上田市の菅平高原で、大阪府の私立高校のラグビー部と試合中、相手チームの男子部員(16)から腰の辺りにタックルを受けて人工芝のグラウンドにあおむけに倒れた。
生徒は後頭部を打ち嘔吐(おうと)するなどしたため、ドクターヘリで長野市内の病院に搬送され手術を受けたが意識が戻らず、同20日に急性硬膜下血腫で死亡した。
生徒は頭を保護するヘッドギアなどを着けていた。志田重道校長は「タックルが特別に激しかったということもなく、問題はなかった」と説明。「非常に悲しく残念。安全対策を見直し再発防止に努める」と話した。
