【猪木氏と一問一答】「命かけて頑張る」
「第23回参議院議員選挙・比例代表」(21日)
日本維新の会から比例代表候補として出馬した元プロレスラーのアントニオ猪木氏(70)が、18年ぶりの国政復帰を果たした。全国的な知名度を生かし、開票開始から13分で当確を決めた速攻劇に「元気があれば当選もできる!!」と万歳三唱。「燃える闘魂、俺の生きざまを背中で見せるしかないんだと思います」と、国会への闘魂注入を誓ったが、テレビのインタビューで政策を問われ、「これから…」と口ごもる場面もあった。
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‐当選を決めて一言。
「なんだか人ごとのようで興奮してこない。トシのせいでしょうか。皆さんの期待に応えられるよう頑張ります」
‐維新に風を吹かせることはできたか。
「できたと思います。どこに行っても人の渦ができる、チラシ25万枚もなくなり、期待をひしひし感じました」
‐18年ぶりの国政復帰、何を訴えていくのか。
「まずは国際外交。中東、南米、東アジアに独自のチャンネルを持っていますから。外務省が動かせないことを、うまく動かしていきたい」
‐北朝鮮の拉致問題への取り組みは。
「彼らとは抱き合ったり酒を飲める関係。本音の話が私ならできます」
‐原発について。
「日本には地熱発電など素晴らしい技術があるが、今までは原発ありきで世に出てこなかった。専門的な知識も頭に入っているので、提言していこうと思う」
‐IGFの会長は続投するのか。
「問題ない。運営はほとんど若い皆さんに任せているので」
‐最後に意気込みを。
「生きざまを背中で見せるしかない。命をかけて頑張ります、行くぞ!1、2、3、ダーッ!!」
