「benzo」再結成 11月にライブ

 20世紀末に活動し、近年再評価が進むロックバンド「benzo」が11月に再結成ライブを行うことをボーカル、ギターの平泉光司(40)が2日、都内で本紙に明かした。

 benzoは平泉、伊賀航(ベース)、佐々木一也(ドラムス)、キンドー(キーボード=のち高野勲に交代)の4人組。1998年にクラウンからメジャーデビューし、シングル6枚、オリジナルアルバム2枚、ベストアルバム1枚をリリースしたが、2000年に活動を休止した。

 このところ「喫茶ロック」など数冊のディスクガイド本に取り上げられたり、ネットオークションでベスト盤に1万9800円の高値が付くなど再評価が進み、今月24日にファーストアルバム「benzoの場合」とセカンドアルバム「DAYS」が、ボーナストラックを各5曲追加してディスクユニオンから再発売されることになった。

 再発売に「ちょっとびっくりしました。心の準備ができていない」と驚く平泉は「時間がたった今も思ってくれるのはうれしい。想定以上の思いですね」と、再評価に喜び。再発売が決まったことで「どうしてもライブをやりたい」と再結成に動き、11月17日に東京・下北沢Club Que、12月15日に大阪(会場未定)で復活ライブを行うことになった。

 「いい意味で時間がたって、メンバーとも新しい気持ちで取り組めたりする。純粋な喜びが大きい」と、13年ぶりの再始動に期待する平泉。現在はバンド「COUCH」やソロで活動するが「レコーディングとかもしていきたい」と、並行してbenzoでも本格的に活動していくつもりだ。

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