中国バスケ代表を尖閣の「思想教育」

 中国の男子バスケットボールの代表選手が17日、「思想教育」の名目で集められ、日中両国が対立する尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題などの講義を受けていたことが分かった。

 中国のインターネットメディアが18日伝えた。講師や講義の場所は不明だが、国家体育総局が関与しているとみられる。

 中国メディアは「日本による釣魚島『国有化』の政治過程」と書かれた説明資料が映し出されたスクリーンや、受講する選手が映った写真を掲載。「(選手は)真面目に考えている様子だが、考えている内容が釣魚島問題と関係があるのかどうかは分からない」などと伝えた。代表を対象にした「思想教育」は先月末にも実施されている。

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