関電社員、一般家庭を停電させる

 配電設備を操作し、一般家庭など約130軒に停電を発生させたとして、大阪府警浪速署は18日、業務妨害の疑いで、関西電力難波営業所の男性社員(37)=大阪府藤井寺市=を書類送検した。

 男性社員は容疑を認めており「仕事が忙しいことに不満があり、事故(停電)が起きれば人を増やしてくれると思った」と供述している。同署は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。

 男性社員は配電設備の点検を担当しており、「配電ボックス」の鍵を持っていた。書類送検容疑は5月31日午後9~10時ごろ、大阪市の浪速区と天王寺区の路上5カ所に設置された配電設備を操作し、回路を切断。一般家庭など計132軒で、最大約1時間半の停電を発生させ、関西電力の業務を妨害した疑い。

 関西電力は18日、記者会見を開き「お客さまをはじめ、地域の皆さまに心より深くおわび申し上げます」と謝罪した。

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