蜷川幸雄氏演出の高齢者集団が熱演
演出家の蜷川幸雄氏(77)が率いる高齢者の演劇集団「さいたまゴールド・シアター」が30日夜(日本時間31日未明)、パリ日本文化会館で舞台「鴉(からす)よ、おれたちは弾丸(たま)をこめる」(清水邦夫さん作)を上演した。
同集団にとって初の海外公演で、平均年齢74歳の団員らによる熱演に、終演後もしばらく拍手が鳴りやまなかった。ファッションデザイナーのセシル・ルクキヨンさん(33)は「こんなお芝居は見たことがない。強いエネルギーを感じた」と感激していた。
87歳と団員で最高齢の重本恵津子さんは「これ以上の幸せはない」と満足げで、蜷川氏は「年を取っても、意志があればいろんなことができると分かった。彼らがどれほど努力をしてきたか知っているので、ご苦労さまと言いたい」と、団員をねぎらった。
