橋下市長 定例会見“ブチ切った”
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長(43)が23日、大阪市役所で行われた定例会見後、自らの“従軍慰安婦発言”に対して、「国をあげて女性の拉致や人身売買を行ったのかどうか。そこを明確化するのは政府の責任」と持論を展開した。しかし、自らの発言が“障壁”となり、来月予定されている米国視察のアポイントが取りにくくなっている現状を認め、担当者が「(米国視察は)まだ正式発表ではない」と慌てる一幕もあった。
橋下氏は、ここ数日の“キレ会見”を行っていた人物とは別人のように穏やかだった。怒りの表情を見せたのは、“風俗活用発言”での風俗の定義を聞かれた時で、「不適切な発言だったので、ここで言う話ではない」と質問を打ち切った。24日午前、元従軍慰安婦と面会する。
