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坂口杏里、母の死後初登場で気丈に笑顔

2013年4月24日

 エンディングノートのボードを手に家族について話す坂口杏里=東京・シネマート六本木(撮影・西岡 正)

 エンディングノートのボードを手に家族について話す坂口杏里=東京・シネマート六本木(撮影・西岡 正)

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 また、「身内が亡くなって、初めて自分で区役所に行ったりして。(手続きなどが)大変なんだなと思いました」と、家族を失うことの現実的な側面も包み隠さず明かした。「預金だったり保険だったり家族構成って、普段絶対わからない。そういう細かい所を知っておけるノートって大事だと思う」と、「終活」の象徴ともいえる「エンディングノート」の必要性も説いた。

 いつもの天然ボケをのぞかせることはなかったが「死ぬまでに何をしたい?」と問われた際には「貯金を使い果たしたい。ブランドのものを買ったり、子犬がたくさんほしい」と答えて、会場を和ませる一幕も。「いろいろあったけれど、気持ちがリセットされたというか、またあらためて頑張ろうと思えた出来事でした」と、しっかり前を向いて歩いていく決意を示していた。

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