俳優・福山雅治、カンヌで世界デビュー

 俳優・福山雅治(44)が主演を務める映画「そして父になる」(是枝裕和監督、10月5日公開)が、フランス・カンヌで開かれる「第66回 カンヌ国際映画祭」(5月15日~26日)のコンペティション部門へ出品されることが18日、発表された。福山が父親役を演じるのは初めてで、主演映画が国際映画祭に出品されるのも初めて。俳優・福山雅治が、ついに“世界デビュー”を飾る。

 役者デビューから25年。節目の年に、福山がついに世界の舞台を踏むことになった。

 同作は福山が初めて父親役に挑んだ作品。6年間育てた息子が病院内で取り違えられた他人の夫婦の子供だったと判明することで、血のつながりを取るか、共に過ごした時間を取るか、大きな選択を迫られる2つの家族の姿を描く。

 コンペ部門への出品には、作品の欧米配給を手がける会社の強力な推薦があった。同作のプロデューサーによると、映画祭の選定委員からも「登場人物たちの心の動きの描写がとても日本的で繊細」と評価を受け、正式招待に至ったという。

 福山にとって、自身の主演作が国際映画祭に出品されるのは初めて。初の国際舞台が、審査委員長にスティーブン・スピルバーグ監督(66)を迎え、最高賞パルムドール獲得を競う世界3大映画祭のひとつ、カンヌのコンペ部門とあって「情けないことに、自分という人間はキャパシティーを越えたことが起こると逆にピンとこないものなんだなと、妙な実感をしております。とはいえ、心から嬉しく光栄に思っております」と胸を震わせている。

 映画祭期間中、福山はフジテレビ系主演ドラマ「ガリレオ」の撮影中だが「何とか晴れの舞台に立ってみたいです」と、南仏の光降り注ぐレッドカーペットに思いをはせている。

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