吉瀬美智子 流れ星に子宝祈願を告白
21日に第1子の妊娠を発表した女優・吉瀬美智子(38)が23日、都内で行われた映画「草原の椅子」の公開初日あいさつに出席、妊娠発表後初めて公の場へ姿を見せた。
同作の撮影で訪れたパキスタン・フンザの流れ星に子宝に恵まれるよう祈願していたことを告白。「願いをこめたところ、授かることができました」と幸せいっぱいに報告した。
妊娠4カ月の吉瀬は黒いワンピースにハイヒールといういでたちで登場。共演者、観客から祝福されると、満面の笑みで「皆さんもこの映画を見ると、幸せが訪れると思います」と、満天の星空にささげた祈りが届いたことを明かした。
撮影のため、パキスタン・フンザを訪れたのは、昨年8月。2週間にわたるロケを終えた夜に、吉瀬は、主演の佐藤浩市(52)、西村雅彦(52)と星空の下で語り合ったという。
フンザはパミール高原の7000メートル級の山に囲まれた地域で、首都イスラマバードから陸路で20時間ほどの移動時間を要する「世界最後の桃源郷」とも呼ばれる秘境。その夜は、佐藤が「1分に1度は流れ星が流れ、天の川もくっきり見えていた」と振り返るほどの美しい夜空が広がっていた。10年12月に、10歳年上の実業家男性と結婚した吉瀬は、流れ星へ子宝に恵まれるようにと、ひそかに願った。
吉瀬は「作品では子どもができない役でしたが、流れ星に願いを込めたところ、授かることができました」と告白。佐藤は「あの時にそんな願いごとをしていたとはつゆ知らず…、本当におめでとうございますと言いたいです」と驚きの笑みで祝福した。
降壇時には、人気主演ドラマ「ハガネの女」に引っ掛けて、報道陣から「『ハガネのママ』になれそうですか?」と問いかけられた吉瀬。いったん足を止めると、「ありがとうございます!」と幸せいっぱいに劇場を後にした。
