“ワイルド・ナギちゃん”新境地だぜぇ

 SMAPの草なぎ剛(38)が舞台「二都物語」(4月3~30日、東京・渋谷の東急シアターオーブ)で主演することが23日、分かった。草なぎは過去に王族の密使として暗躍し、“最強の男”と恐れられた過去を持つ青年役。食べ物を大胆にほおばり、ド派手なアクションシーンに挑戦する予定。普段は物静かな草なぎが“ワイルド・ナギちゃん”となって舞台で大暴れする。

 草なぎが新境地に挑むのは、全世界で2億冊が発行されたチャールズ・ディケンズの同名長編小説。原作は、フランス革命時のフランスとイギリスをめぐる悲劇的な恋愛物語を描いたが、今回は舞台設定を古代日本に置き換えたオリジナル脚本で、愛する人のために果敢に戦う主人公とヒロインのラブストーリーを描く。

 草なぎは弁護士助手・スクネ役で、過去は任務を確実に遂行した“仕事人”という役どころ。台本はまだ完成していないが、戦いになると、強さを前面に出し、フルパワーで立ち向かい、食事もワイルドにほおばるという。

 これまでにない荒々しい役柄に加え、未体験という日本最大級のキャパシティー(1972人)を誇る東急シアターオーブでの公演。草なぎは「僕にとって新しい挑戦がたくさん詰まっている作品」と武者震いした。

 豪華キャストも集結した。相手役のヒロインは今作が初共演となる女優の堀北真希(24)。ほかに、俳優・小澤征悦(38)、三浦貴大(27)、大杉漣(61)らが名を連ねる。草なぎは「堀北さんをはじめとした共演者の方々と最高のエンターテインメントを築き上げられるように全力を尽くします」と気合。心強い仲間とともに、世界の名作を極上の舞台に仕上げることを誓っていた。

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