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勘九郎 紅白審査員「すごく幸せ」

2012年12月25日

 99年紅白歌合戦で白組司会を務めた中村勘三郎さん(中央、当時は勘九郎)

 99年紅白歌合戦で白組司会を務めた中村勘三郎さん(中央、当時は勘九郎)

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 だが、今月5日に勘三郎さんが死去。NHK側は「四十九日法要も終わっていない中で、出演していただいていいのか」とあらためて勘九郎に確認したというが、勘九郎は「父にゆかりある紅白に審査員として出演できるのは光栄です。ぜひ」と話したという。勘九郎は「父が司会をした、そして大好きだった紅白歌合戦という日本一のお祭りを、すぐ近くで体感できるなんて…!。すごく幸せです」とコメントを発表した。番組内でかつて紅組司会を務め今年11月に死去した森光子さんと勘三郎さんをしのぶコーナーも検討されている。

 「今年名実ともに大変な活躍と成果を挙げた方、来年の活躍が期待される方」として勘九郎、国民栄誉賞の吉田ら10人が審査員に選ばれたが、iPS細胞でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授については「研究で忙しいでしょうし、テレビ出演で研究の邪魔をしてはいけない。人類のためにあえてオファーしなかった」という。

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