マヤ暦“最後の日”世界が踊った
かつて中米に栄えたマヤ文明の暦が21日、「新たな時代」に切り替わる節目に差しかかった。世界各地で地球規模の大災害や人類滅亡などのうわさから動揺が広がった。
米航空宇宙局(NASA)には電話や電子メールで「本当に何か危険があるのか」などの問い合わせが殺到。ミシガン州では、コネティカット州の小学校での乱射事件と終末論のうわさで平静が保てないとクリスマス休暇を前倒しして20~21日を休校とする学校も。
中国紙、新京報は、政府が「邪教」と認定するキリスト教系の宗教組織「全能神」のメンバーら千人近くが拘束などの処分を受けたと報じた。全能神は古代マヤ文明の暦に基づく終末論を背景に信者を増やしている。
フランス南西部のスペイン国境に近い小村ビュガラッシュでも岩山の頂上に未確認飛行物体(UFO)が飛来して人を救うなどのうわさが流れたが、21日はメディア関係者と警備の警官らが目立つ以外は村はいつもと変わらぬ様子。
マヤ文明ゆかりのメキシコ南部やグアテマラなどは、終末論に興味を持つ観光客が国外から集まり、マヤの遺跡近くのホテルは予約で満杯に。末裔(まつえい)の先住民たちは20日から21日にかけて、「新時代」を迎えることを祝う式典を各地で開催した。
