坂本龍一、エネルギー問題に言及
音楽家の坂本龍一(60)が17日、都内で行われた「札幌国際芸術祭2014」(2014年に北海道・札幌で開催)のテーマ&メッセージ発表会見に出席した。
東日本大震災からの復興や脱原発活動に積極的に取り組んでいる坂本だが、16日に投開票された衆院選の結果については「今日はそういう場ではないので。すいません」と、この日は語らなかった。
坂本は芸術祭のゲストディレクターに就任。夕張に残る炭坑跡などをアート作品として補修し、日本の近代化エネルギー政策の一端を担ってきた象徴として後世に残したい、と提案。「21世紀におけるエネルギー政策が不透明な場におかれている今、北海道から考え直す機会にできれば」と、引き続きエネルギー問題に力を注いでいきたい考えを示した。