圧勝自民の安倍総裁が“復腸”宣言

 16日に投開票した第46回衆院選で294議席を獲得し、圧勝した自民党の安倍晋三総裁(58)が、一夜明けた17日、東京・永田町の党本部で選挙後初の会見を開いた。

 26日に召集される特別国会で第96代首相に選出される予定だが、「十分に首相の職をこなしていける」と潰瘍(かいよう)性大腸炎の悪化で辞任した5年前からの“回腹”をアピール。自ら「危機突破内閣」と命名し、外交・経済・教育など山積する課題に迅速に取り組む姿勢を示した。

 歴史的大勝による政権奪還劇から一夜。持病悪化による政権投げ出しからよみがえった安倍氏が絶好“腸”に躍動した。

 「遅くまで開票速報を見て、ほとんど寝ていない」と話しながら眠気も見せず、午前中から党本部で石破茂幹事長らと協議を開始。首相指名のための特別国会を26日に召集し、同日中に組閣を終え、安倍新内閣を発足させる方針などを決定した。

 午後から行われた会見でも、疲れたそぶりもなし。報道陣から体調について質問されると「過酷な選挙戦を乗り越えたことで分かってもらえたはず。十分に首相としての職務をこなしていける」と胸を張った。

 自らが率いる新内閣を「危機突破内閣」と命名した。経済や外交で課題が山積している状況を踏まえ「スピード感を持って取り組んでいきたい」と話し、テンポよく次々と指針を示した。

 経済に関しては、デフレ脱却に向けて待ったなしの姿勢を強調。公約の目玉である「日本経済再生本部」をめぐり、閣僚を含めたメンバーの人選や、復活させる経済財政諮問会議との役割分担を検討するよう党に指示したことを明かした。外交については、日米同盟強化をあらためて訴え、来年1月下旬から2月に訪米し、オバマ大統領と会談する意欲を見せた。

 さらに、いじめが深刻な社会問題化する中で、「教育再生」を議論するため教育再生本部を政府に設ける意向を表明。憲法改正についても「日本維新の会とみんなの党も基本的に一致できるのではないか」と、連携を模索する考えを明かした。

 「前回の反省を生かし、体調管理を最優先に、休養するところは休養する」と自戒を込めた安倍氏だったが、首相就任前からエンジン全開。途中でエンストしないか注目される。

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