慎太郎代表、17年ぶり国政復帰も…

 第46回衆院選は16日に投票、即日開票された。日本維新の会の石原慎太郎代表(80)は、都内に設けた開票センターで開票を見守った。

 開票が始まった直後の午後8時9分には比例での当確が報じられ、同22分ごろに会場内に姿を見せた。ボードに書かれた自身の名前の上に、当確の花を付ける前に2度カメラに向かってサムアップするサービスを見せた。17年ぶりの国政復帰となったが、「今さらだよ」と毒づいた。

 午後8時半ごろからはテレビ、ラジオ各局に、出演。自民党との連携については「是々非々ですよ」と政策ごとに対応することを強調。憲法改正については「自民の総裁にもしっかりしてもらわないと」と安倍氏に注文を付けつつも、連携に前向きだった。

 橋下代表代行との発言の食い違いも指摘されていたが、「大綱ではまとまっている。足りない部分もあるが、これから国政に携わる政党としてまとめていく」とした。

 石原代表は1968年に参議院で初当選。足かけ25年、国会議員を務めたが、95年に電撃辞職。99年から東京都知事に就任。4期目の任期途中だった今年10月に突然辞任を発表し、11月に日本維新の会に合流した。

 都知事の辞任発表からわずか2カ月足らずでの国政復帰となったが、笑顔を見せたのは他の当選者と握手をしたときのみ。自身の当選を喜ぶことなく、代表として終始厳しい表情だった。

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