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尾崎紀世彦さん初孫との思い胸に逝く

2012年9月3日

 場内を練り歩く御輿に乗せられた尾崎紀世彦さんの遺影(後方中央)=撮影・開出牧

 場内を練り歩く御輿に乗せられた尾崎紀世彦さんの遺影(後方中央)=撮影・開出牧

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 良奈さんは2月1日に双子の女児・リリックちゃんとナカナちゃんを出産。尾崎さんは体調が悪いにもかかわらず、初孫との対面を熱望した。医師から「行くなら、いま行きなさい」と言われ、同月下旬からハワイで約10日間、家族水入らずで過ごした。良奈さんは「2人同時に抱っこして、すごくうれしそうでした」と振り返った。

家族水入らず 尾崎さんが帰国後の4月に再入院すると、良奈さんも2人の娘を連れて来日。病床で看病を続けた。しかし、良奈さんらが再び日本を離れた翌日に、尾崎さんは息を引き取ったという。最期をみとれなかった良奈さんは「ゆっくり休んで、孫たちを見守って下さい」と涙をぬぐった。

 家族、友人が集まった会場には「また逢う日まで」のレコードジャケットや71年のレコード大賞受賞時のブロンズ像などが並べられた。御輿(みこし)を担ぐのが好きだった尾崎さんのために、生前の写真を4枚乗せた御輿が登場。神奈川・茅ケ崎市でステーキ店を営む弟・征彦さん(67)ら60人の担ぎ手により、場内を練り歩いた。

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