亀梨 客席フライング3年ぶり復活

 KAT‐TUNの亀梨和也(26)が2日、東京・帝国劇場で行われた主演舞台「DREAM BOYS」(3日初日、29日まで)の前日通しげいこに参加した。

 今作では09年以来、3年ぶりに客席上空を舞うフライングが復活。トータルで16種類24分間の“飛行”に挑む亀梨座長は、先月27日に歌舞伎俳優・市川染五郎(39)が舞台から転落したことを受け、舞台の安全面をスタッフ全員で再確認。細心の注意を払いながら、大胆な舞で観客を圧倒する。

 観客の頭上スレスレを飛び回る亀梨のダイナミックなフライングが、3年ぶりに復活する。昨年は東日本大震災の余震を考慮して回避。今年は安全性も確保できたことから解禁された。

 客席上空で高速縦回転を繰り返す場面では、したたる汗が客席に飛び散る一幕もあった。亀梨は「“亀汁”は飛んでると思いますが、1日4回くらいシャワーを浴びているので安心してください」と笑顔でおどけた。

 客席上空にとどまらない。今回はフライングチームと入念な打ち合わせを重ね、帝劇最高の滞空時間となる16種類、計24分間の飛行に挑戦。冷や汗が出る危険なフライングにも臨む。中国河北省滄州市雑技団直伝のフライング「険勝好運舞空大回転」。高さ5メートルのバンジージャンプから腹筋の力で支点より上に体を持ち上げ回転する超難技で、昨年より舞台中央から6メートル客席側で披露する。

 座長の使命感が亀梨を鼓舞する。10日前まで主演映画「妖怪人間ベム」(12月15日公開)の撮影があり、練習は2日間のみ。練習では最後の回転に失敗していたがこの日、完成した。ジャニー喜多川社長(80)は、野球も得意な亀梨を高校時代に「芸能界辞めさせて、野球部に入らせようとしたくらい。(今は)すべてが進化している」と手放しで褒めたたえた。

 危険を伴うパフォーマンスを前に、舞台装置などを再確認した。染五郎の事故の影響があるといい、亀梨は「細かくチェックして注意しながらやっていきたい」と真剣に話し、「早く染五郎さんも元気になって、ステージに帰ってきて欲しい」とエールを送った。

 ステージでは、05年放送の日本テレビ系「ごくせん 第2シリーズ」以来となる学ラン姿も披露する。29日の千秋楽まで、全38公演が全席即日完売した。いよいよ初日‐。Kis‐My‐Ft2・玉森裕太(22)、Hey! Say! JUMP・八乙女光(21)ら若手を引っ張る亀梨は「ワクワクしている。皆さんのリアクションを楽しみたい」と胸を躍らせていた。

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