AKBメンバー脅迫 19歳少年書類送検
人気アイドルグループAKB48のメンバー(14)を「コロシテやる」などとインターネットの掲示板に書き込んだとして、警視庁高輪署は22日、脅迫の疑いで京都府の無職少年(19)を書類送検した。高輪署によると、少年は「やったことに間違いありません」と容疑を認め「(メンバーを)かわいいと思っていたが、ブログ上で一般の男性と交流し過ぎていると感じた。AKBとしてよくないと思った」と供述している。
送検容疑は6月下旬、ネットの掲示板にAKBのメンバーについて「つぶした方が良い」「コロシテやる」などと書き込み、脅迫した疑い。メンバーの家族がネットの書き込みを見つけ、高輪署に相談していた。
AKBをめぐってはこれまでにも、熱狂的ファンが暴走して起こした事件が幾度となく発生。握手券の売買詐欺や偽造のほか、メンバーを脅迫する手紙を事務所に郵送した男の逮捕や、衣装などの小道具、メンバーあての郵便物を盗んだ事件も起こっている。
さらには、今年1月には、殺人事件の指名手配犯がAKBの姉妹グループで、ファンだったというSKE48の劇場近くに現れ、警察から任意同行を求められた後、自殺するものものしい事件もあった。
