松山68で41位に上昇 大乱調から修正

 「米男子ゴルフ・世界選手権シリーズ・キャデラック選手権・第3日」(5日、トランプナショナル・ドラル=パー72)

 60位からスタートした松山英樹(24)=LEXUS=は5バーディー、1ボギーの68で回り通算3オーバーの41位に上がった。74の宮里優作(35)=フリー=は7オーバーで55位。68と伸ばしたロリー・マキロイ(英国)が通算12アンダーで首位に浮上した。

 前日、米ツアーで自己最悪の81をたたいた松山のショットは一夜で復調した。「ちょっとしたことでこれだけ変わる」と不安を払拭(ふっしょく)、5バーディーを奪った。

 1番(パー5)で残り60ヤードの第3打をピンまで1メートルにつけ、7番(パー4)は7番アイアンの第2打をぴたり。8番も1・5メートルに寄せ、前半を32で回った。

 18番はティーショットを左の池に入れ、靴を脱いでウオーターショットに挑戦。「ボールが揺れる中、止まった一瞬の隙に打った」とうまくフェアウエーに出し、ボギーに収めた。

 第2ラウンドとのスコア差は実に13打。「昨日の今日でよく取り戻した」と苦笑い。心配された股関節痛もなく「あとはパット次第」と最終日の追い上げを期した。

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