高橋恵が7位で来季フル参戦へ 13歳でプロを破った「女遼クン」が開花

 「女子ゴルフ・ツアー最終予選会・最終日」(2日、東急セブンハンドレッドC東C=パー72)

 来季のツアー優先出場順位をかけ最終ラウンドが行われ、中学2年時にプロの2部ツアーでの優勝経験がある高橋恵(フリー)が通算6アンダーで7位に入り、上位35位以内が目安となるツアー来季フル参戦権を獲得した。

 高橋は2アンダー12位から出たこの日5バーディー、1ボギーの68をマーク。後半インでは4バーディーと一気に伸ばし、順位を一桁台に乗せた。中学時代に170センチを越えていたが、「最近は身体が大きくなった分、飛距離が伸びました」と良質の体重増で、現在の平均飛距離は260ヤードだという。

 20歳の高橋は長野・佐久長聖中2年時の2010年、13歳11カ月で出場したステップアップツアーのANAプリンセスカップでプロを破り最年少優勝。「女子版石川遼」と呼ばれたこともあった。

 しかし、その後は目立ったアマのタイトルを取ることなく、佐久長聖高卒業後の15年に受けた最初のプロテストは不合格。今夏、2度目の受験で10位合格を果たした。

 決して順風満帆ではなかった6年間を振り返り、高橋は「私の場合は谷あり谷ありでしたが、この経験はこれから必ず生きると思う」と、久々に自分を取り巻く報道陣に笑顔をはじけさせていた。

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