藤本、猛チャージで4位浮上 優勝争いに名乗りあげる

 「男子ゴルフ・トップ杯東海クラシック・第3日」(1日、三好CC=パー72)

 32位で出た藤本佳則(26)=国際スポーツ振興協会=が9バーディー、1ボギーで、この日のベストスコアとなる64をマークし、通算9アンダーで首位と3打差の4位に浮上した。3位から出た賞金ランクトップの谷原秀人がスコアを四つ伸ばし、通算12アンダーで単独首位。70で回った池田勇太が1打差の2位につけた。

 猛チャージで優勝争いに名乗りを上げた。藤本が64をマークし、4位に急浮上。「すごいっすね」と自らも驚く好スコアだった。

 初日は75をたたいて77位と大きく出遅れた。予選通過すら「絶対あかんと思っていた」。決勝ラウンドで力を発揮した。

 ショットが抜群で、特に4~9番で6連続バーディーを奪い、前半は29で折り返した。初日から大きな修正は加えていないといい「考え方とか細かい部分。考え方でこれだけ変わるとは不思議」と目を丸くした。

 ツアー通算2勝も、2年前に結婚してからは勝てておらず「情けない旦那ですよね」と頭をかく。5日には長男が誕生日を迎える。「これだけいけたので頑張らなあかん。(優勝は)意識はします」と逆転劇を狙う。

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