【舩越園子の目】松山英樹がアニキと慕われる理由
「米男子ゴルフプレーオフ第3戦、BMW選手権・初日」(8日、クルックドスティックGC=パー72)
24歳の松山英樹は米ツアーでは若い若いと思っていたが、そんな松山を「兄貴」と慕う選手がすでにいることを知って、ちょっぴり驚かされた。
プレーオフ第3戦、BMW選手権の初日。松山と同組のキム・シウは21歳の韓国人選手。彼の両親は20年前ぐらいから数年間、日本に住んでいたそうで、キムの姉は現在も新宿の銀行に勤務している。キム自身は韓国生まれの韓国育ちで日本に住んだことはないが、両親や姉が日本にゆかりがあるため、キムも日本に特別な想いを寄せている。
そんなキムが松山と同組で回るのは今大会が2度目。ロープの外を歩くキムの父親は「日本語、少しわかる。英語ダメ」と言うので日本語で話をした。
「息子は今年のプレーヤーズ選手権でマツヤマサンと回って、マツヤマサンが兄貴みたいで好き、言ってます」。
へえ~。「どのへんが、どんなふうに?」と尋ねてみると「そりゃ、コンジョーね!」。
根性ですか?「そう、コンジョー。プロフェッショナル。男前ね」。思いついた日本語を一生懸命に並べてくれたお父さん。どうやらお世辞ではなく、キム父子は本当にマツヤマサンびいき。松山は「アジアの星」と崇められる存在になりつつある。
(在米ゴルフジャーナリスト)
