渡辺が今季2勝目、プロの意地見せた

 「女子ゴルフ・樋口久子Pontaレディース・最終日」(1日、武蔵丘GC=パー72)

 首位タイから出た渡辺彩香(22)=ユピテル=が7バーディー、1ボギーの66をマーク。通算11アンダーで2位に4打差をつけて今季2勝目、ツアー通算3勝目を挙げた。第2日まで首位だったアマチュアの畑岡奈紗(はたおか・なさ、16)=茨城・翔洋学園高2年=は4バーディー、5ボギーの73とスコアを落とし、通算4アンダーの7位に終わった。

 渡辺のプロ魂に火がついた。1番のティーグラウンド。先にドライバーショットを放った同組のアマチュア、畑岡の打球を見届けた瞬間だった。

 「スタートホールからスイングにキレがあった。すごくいいショットだったので『負けられないな』という気持ちが強くなった」。その火を絶やすことなく18ホールを回り、7バーディー奪取。プロの意地を見せつけた。

 日本女子プロゴルフ協会相談役で今大会の名誉会長でもある樋口久子さんへ恩返しとなる優勝でもあった。今季は開幕からまさかの3週連続予選落ち。「もうクラブも見たくない」とタメ息ついていた渡辺を救ってくれたのが樋口さんだった。

 第4戦のプロアマ戦で一緒になった時、「良くなってるから自信持っていきなさい。期待してるわよ」と言葉をかけてくれた。その一言で調子はV字回復。翌週のヤマハレディース葛城で優勝した。「だからこの試合でも勝ちたかった」。渡辺は安どの表情で今季2勝目の余韻に浸った。

 8月から2位が3度。あと一歩で勝てない試合が続いたが、高校時代を過ごした埼玉の地で目標だった年間複数優勝を果たした。「思い入れのある場所で勝てて達成感がある」。積み重なった悔しさがこの日の秋空のように一気に晴れたに違いない。

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