聖志 ゼッコーチョー! 3打差8位
「マイナビABC選手権・第2日」(31日、ABCGC=パー71)
宮里3兄妹の長兄・宮里聖志(37)=フリー=が5バーディー、3ボギーの69で回り通算6アンダーで首位と3打差の8位に付けた。9年ぶりにシード権を失い苦しいシーズンを送るが、絶好調パターを武器に05年以来の2勝目を狙う。首位は通算9アンダーの李京勲(23)=韓国。賞金ランクトップの小田孔明(36)=フリー=が65で回り首位と1打差の2位に浮上した。
聖志兄ちゃんに久々の主役チャンスが到来した。前半2番、3メートルを決めバーディーを奪うと5番で4メートル、7番では2メートルを沈めた。粘って迎えた最終18番は左ラフから残り126ヤードの第3打をピン奥2メートルにピタリ。バーディーで締めて通算6アンダーとしV圏内に残った。
「ラフからのアイアンがピンを刺した。付いたところは(バーディーを)取れた。パターのタッチもいい」と納得顔で振り返った。
8年続けたシード権を失い、今季は下部ツアーが主戦場。「若いころのように年中ゴルフをしている感じ」と初心を思い出した。
一方で5月の日本予選を突破し海外メジャー・全米オープンに初出場。「足りないものだらけだった。今年はいろんなことをして、いろんな経験をした」。37歳にして味わった天と地は「見られているところでやらないと」と痛感させた。
下部ツアーで7月に優勝。来季のツアー前半戦出場権は得ているだけに「気負いはない」と攻めるのみだ。
弟・優作、妹・藍にとって頼れる長兄。「(兄妹あるのも)僕のおかげ。僕は打たれ慣れているのでね」と、豪快に笑う。2番グリーンでは角型のパターを“孫の手”代わりにして背中をかきかき。「打ってもかいてもいいパター」と05年以来の2勝目へ向けキヨシ、絶好調だ。





