遼「残念」19位 スイングに悩み

 「プエルトリコ・オープン・最終日」(9日、トランプ国際GC=パー72)

 27位で出た石川遼(22)=CASIO=は4バーディー、1ボギーの69で回り通算11アンダーの19位だった。今田竜二は73とスコアを落とし、通算7アンダーの43位。67で21アンダーに伸ばしたチェソン・ハドレー(米国)がツアー初勝利を挙げた。

 出場4試合ぶりの決勝ラウンドだった石川はスコアを三つ伸ばし、順位を19位に上げて終えた。ただ、強豪選手の多くが不在で、2年前には2位に入った大会。「相性の良かったコースだけに残念な点が多い」と嘆いた。

 ラウンド後は暑い中で練習場へ直行。スイングの不安を打ち消そうと努力を続けているが、「どんどんスイングが悪くなっている気がする。明確に(原因が)分かっていない状態」と悩みは深そうだ。続く2戦に出場する予定を明かし「自分のスイング、タイミング、リズムを失ってしまった。また見つける旅に出たい」と話した。

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