【詳報】全豪OP錦織ベスト4ならず

 「全豪オープンテニス・男子シングルス準々決勝」(28日、メルボルン)

錦織圭0(3-6)3ワウリンカ

      (4-6)

      (6-7)

  ◇  ◇

 【タイブレーク】錦織のサーブから。サーブ&ボレーに出るが、ネットに掛ける。ワウリンカにサーブが移り、2本エース。続いて強烈なフォアを決めてワウリンカが4ポイント連取。錦織が1本返すが、ワウリンカがすぐに2ポイント返して1-6でマッチポイントを迎える。ここから錦織が意地を見せて5連続ポイントで6-6で戻す。しかしここで生じた長いラリーの中、錦織が狙ったフォアのドロップショットがネットに掛かり、再びワウリンカのマッチポイント。最後はこの試合を象徴するかのようなワウリンカのセンターへのサービスエースが決まった。ワウリンカのエースは20本目。錦織ベスト4ならず。錦織6-7ワウリンカ。

 【第12ゲーム】錦織がラリーからフォアをミス。15-15からワウリンカが錦織の逆をつくフォア。錦織はチャレンジするが、失敗に終わる。エースが出てワウリンカがキープ。タイブレークへ。錦織6-6ワウリンカ

 【第11ゲーム】錦織が前に出てボレーを決める。サーブに対してワウリンカのリターンが乱れる。ラブゲームで錦織がキープ。錦織6-5ワウリンカ。

 【第10ゲーム】錦織がバックをミスして先制される。続いてワウリンカのノータッチエース。ラブゲームでワウリンカがキープ。錦織5-5ワウリンカ。

 【第9ゲーム】錦織がネットプレーが増える。15-0からは前に出てバックボレーで2ポイント続けて奪う。最後はワウリンカがリターンをミス。錦織5-4ワウリンカ。

 【第8ゲーム】錦織のフォアがやや長い。40-30からワウリンカの短いショットを錦織は前に出てフォアで打とうとしたが、バランスを崩してネットにかけた。ワウリンカがキープ。錦織4-4ワウリンカ。

 【第7ゲーム】ワウリンカがバックをミスして30-15。ここで錦織がサーブ&ボレーをきれいに決めた。そのまま錦織がキープ。錦織4-3ワウリンカ。

 【第6ゲーム】ワウリンカのサーブを錦織が返せない。最後も錦織がリターンをバックをミスしてラブゲームでワウリンカのキープ。錦織3-3ワウリンカ。

 【第5ゲーム】錦織がサーブで崩してボレーを決める。最後はワウリンカがフォアをミスして錦織がラブゲームでキープ。錦織3-2ワウリンカ。

 【第4ゲーム】ワウリンカがサービスゲームを優位に進める。錦織のリターンが乱れてラブゲームとなる。錦織2-2ワウリンカ。

 【第3ゲーム】ブレークを許したワウリンカだったが、ここで踏ん張る。錦織はバックでミスして0-30。ここで前に出るが、ワウリンカのフォアに抜かれた。錦織は1ポイントも取れずにブレークされる。錦織2-1ワウリンカ

 【第2ゲーム】ワウリンカが3本続けてバックをミス。ブレークポイントを迎えたは錦織がラリーからボレーを決めた。この試合初めて錦織がブレーク。錦織2-0ワウリンカ。

 【第3セット・第1ゲーム】錦織のサーブで試合再開。安定した攻撃で4ポイント連続でゲット。錦織1-0ワウリンカ。

 【第10ゲーム】209キロのサーブでワウリンカ先制。しかし錦織がラリーで優位に立ち3ポイント連取してブレークポイント。ここからワウリンカが2本エースでデュースに。2本目はこの日最速の222キロ。錦織がバックをライン上に決めてアドバンテージを得るが、ワウリンカが逆にエースを2本続けてセットポイントへ。最後は長いラリーから錦織がネットに掛けた。錦織4-6ワウリンカ。

 【第9ゲーム】錦織がサービスゲームで安定したプレー。サーブで揺さぶりをかける。40-15からフォアを決めてキープした。錦織4-5ワウリンカ。

 【第8ゲーム】ワウリンカがノータッチエースを決める。最後も2本続けてノータッチエースを決めてキープした。錦織3-5ワウリンカ。

 【第7ゲーム】ワウリンカが好調。2ポイント連取。錦織が1ポイント返すが、ラリーから強烈なフォアを決められてワウリンカがブレークポイント。錦織が粘りデュースとなる。一度、ワウリンカがアドバンテージとなるが、そこから錦織が反撃に出て3ポイント連取してキープ。錦織3-4ワウリンカ。

 【第6ゲーム】ブレークに成功したワウリンカが勢いづく。ノータッチエースで先制。その後もサーブが強烈。最後も錦織のリターンを乱してあっさりキープ。錦織2-4ワウリンカ。

 【第5ゲーム】錦織がボレーで先制。ワウリンカが2ポイント返す。15-30からは強烈なバックストロークを決めて錦織のラケットを弾き飛ばしてブレークポイント。錦織はサーブ&ボレーで1ポイント返したが、またも強烈なバックを決められてブレークを許した。錦織2-3ワウリンカ。

 【第4ゲーム】ワウリンカはのサービスゲームが安定している。エースに始まり、錦織のリターンを崩すと前に出てボレーも決める。最後は錦織のフォアがオーバーとなりワウリンカのゲーム。錦織2-2ワウリンカ。

 【第3ゲーム】錦織が40-15とリードするが、ダブルフォルトなどミスが出て40-40に。しかもアドバンテージをワウリンカに握られる。このピンチでセカンドエースを決める。悪い流れを変えてそのままゲームをキープする。錦織2-1ワウリンカ。

 【第2ゲーム】錦織が鋭いバックでのリターンエースなどを決めて2ポイント先取。しかしそこからワウリンカがエースを連発。4ポイント取り返しキープした。錦織1-1ワウリンカ

 【第2セット・第1ゲーム】錦織のサーブで開始。先制する。30-30から奪われたワウリンカがチャレンジを使うが、失敗。錦織がキープした。錦織1-0ワウリンカ。

 【第9ゲーム】1ポイント先取したワウリンカがダブルフォルト。続くサーブもフォルトとなりチャレンジを使うが、失敗。30-30からワウリンカが強いショットを2本決めて第1セットを取る。錦織はリズムが出ない。錦織3-6ワウリンカ。

 【第8ゲーム】先制を許した錦織がチャレンジを試みるも失敗。15-40でワウリンカがセットポイントを迎えるが、ここから錦織が粘り5ポイント連取でキープする。錦織3-5。

 【第7ゲーム】ワウリンカのサーブが安定。サービスエースで先制。サーブ&ボレーでポイントを重ねて、2本エース。錦織2-5。

 【第6ゲーム】錦織がいいリズム。サーブでワウリンカを崩し、4ポイント連取でキープ。錦織2-4。

 【第5ゲ-ム】ワウリンカのサーブが強い。15-15からエース。30-40から再びエースでゲームをキープ。錦織1-4。

 【第4ゲーム】錦織がサービスエースで先制するが、その後乱れる。ラリーがアウトになり失点すると、その後はフォアをネットにかけ、バックがアウトになるミスが続き、ワウリンカが第2ゲームに続きブレークポイントを迎える。最後も錦織がフォアをネットに掛け、ブレークを許す。錦織1-3ワウリンカ。

 【第3ゲーム】錦織が先制するが、ワウリンカのサーブが安定。4ポイント連取でキープ。錦織1-2ワウリンカ。

 【第2ゲーム】錦織の最初のサーブが決まり、ワウリンカはリターンをミス。しかし続くサーブで錦織はダブルフォルト。30-30から長いラリーを制したワウリンカがブレークポイントを迎えるが、錦織も譲らず3本連取でキープ。錦織1-1ワウリンカ。

 【第1セット・第1ゲーム】トスに勝ったワウリンカがサーブを選択。最初のサーブはフォルト。セカンドサーブを錦織が返し、オープニングポイントを取る。その後はワウリンカが3ポイント連取。錦織がひとつ返して40-30となったが、ワウリンカがサーブで錦織を崩し、最後はスマッシュを決めてキープ。錦織0-1ワウリンカ。

 【試合前】錦織、ワウリンカの順でコートに入場。錦織は黄緑色のウエア。

  ◇  ◇

 【見どころ】2015年のテニス四大大会の幕開けとなる全豪オープンテニスは大会10日目となる28日、男子シングルス準々決勝などが行われた。  四大大会初制覇の期待が高まる世界ランキング5位の錦織圭(25)=日清食品=はベスト4進出をかけて同4位のスタニスラス・ワウリンカ(29)=スイス=と対戦する。  錦織とワウリンカの過去の対戦成績は1勝2敗。錦織唯一の勝利は準優勝した昨年9月の全米オープン準々決勝。4時間15分の死闘の末に勝利し、これをきっかけに旋風を巻き起こした。  勝てば1932年の佐藤次郎以来、日本人では83年ぶりの4強入り。全米の再現を期待したい。試合はセンターコート、ロッド・レーバー・アリーナで女子シングルス・準々決勝終了後に開始する。

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