高額選手に厳しい阪神株主!城島、コバヒロ名指しで「不良債権」呼ばわり

 【2012年6月15日付デイリースポーツ紙面より】

 阪急阪神ホールディングス(HD)の株主総会が14日、大阪市内で開かれ、株主から経営陣への質疑応答で、阪神のマット・マートン外野手(30)を心配する声が上がった。企業の経営方針や重要事項を決議する株主総会で、傘下球団の1選手のコンディションについて異例の質問が飛んだ。虎党の株主は配当金アップより助っ人の打撃上昇を待ち望んでいる。また、フリーエージェント(FA)獲得選手や若手の育成方針など、補強策にも批判が集まった。

 4753人が詰めかけた株主総会。マイクを握った女性株主が虎党を代表し、経営陣に率直な思いをぶつけた。

 「マートン選手は去年、一昨年とすごく一生懸命でしたけど、今年は熱気が感じられません」

 2年連続で最多安打をマークした優良助っ人が、今年は“大暴落”。打率は2割台前半と低迷し、9日には緩慢守備を機に舌禍騒動を起こした。らしくない姿が続くマートンの現状を問うた。

 これに応じた南球団社長が「ボール(統一球)、ストライクゾーンの問題でパニックになっている」と説明。「決してやる気をなくしているわけではない」とし、試合後に居残って映像をチェックしている話を披露。「去年も今ごろから夏場にかけて調子が上がっている」と、力強く今後の復調に太鼓判を押した。

 また男性株主は故障と不振で1軍にいない城島、小林宏を名指しした上で、「給料が高い選手を呼んできているが、全然活躍していない。不良債権を抱えているとしか思えない」と厳しく指摘。「若手をしっかり育ててほしい」と求めた。

 再び壇上に立った南社長は「基本方針はドラフトで獲得した新人を自前で育てること。これからはどんどん若手にもチャンスが回ってくる」と育成強化を約束。マートンへの思いとともに、株主の声は全虎党の思いを代弁していた。

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