照ノ富士が奉納土俵入り 新年の一般公開は4年ぶり 初場所出場&復活に意欲「今年こそは…という思いはある」

 奉納土俵入りを披露する照ノ富士(中央)=撮影・西岡正
 奉納土俵入りを披露する照ノ富士(中央)=撮影・西岡正
 奉納土俵入りを披露する照ノ富士(中央)=撮影・西岡正
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 大相撲の横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)が5日、東京・明治神宮で横綱土俵入りを奉納した。新年に一般公開されたのは、コロナ禍前の2020年以来4年ぶり。2500人の陪観者の前で、力強く不知火型を披露した。

 元日に能登半島地震、2日に羽田空港での航空機衝突事故が発生。横綱土俵入りは邪気を払う神事でもあるだけに、照ノ富士は「大変なニュースの中で始まっている年。心を込めてやりました」と神妙に心境を吐露。「土俵に戻って、暗いニュースを振り払えるような相撲をとっていきたい」と、年頭の抱負を述べた。

 昨年皆勤したのは、8度目の優勝を飾った夏場所のみ。名古屋場所以降は、腰痛のため3場所連続で休場した。腰の状態については「日に日に良くなっている」と説明。関取衆とも相撲をとる稽古を再開していることを明かし「今年こそは…という思いはある。今できることを精いっぱいやっているつもり。いい方向にいっていると思うし、できる限り万全な状態を早く作りたいという思いで過ごしていた」と力を込めた。

 初場所(14日初日、両国国技館)に出場するつもりかを問われると「そうですね」とあらためて意欲。「(9日の横審)稽古総見もだし、できれば出稽古もいきたいと思っている」と積極的な姿勢を示した。

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