宮城野親方 左肩負傷の伯桜鵬は将来的には手術も視野「考えます」
大相撲の宮城野親方(元横綱白鵬)が27日、都内で行われた日本産業精神保健学会で講演後に取材に応じ、左肩関節亜脱臼で夏巡業を全休した弟子の伯桜鵬(宮城野)について、将来的には手術も「考えます」と、視野に入れていることを明かした。
伯桜鵬にとって左肩は中学時代からの古傷。新入幕で千秋楽まで優勝を争った名古屋場所後は治療に努めてきたが、宮城野親方によると「リハビリで良くならなかった」という。
当面は状態を見ながら稽古し、秋場所(9月10日初日、両国国技館)に臨む方針。宮城野親方は「(手術を)したら長引くだろうし、若いから万全でいってほしいという思いもある」と悩める胸中を吐露。初土俵から所要3場所で新入幕を果たした20歳の“令和の怪物”にかかる期待は大きいだけに、慎重に最善の道を探っていく。





