正代の大関昇進披露祝賀会 八角理事長から“激辛”祝辞「責任を実感してほしい」

 昇進披露パーティーであいさつする大関正代=23日、都内のホテル(代表撮影)
 大関正代の昇進披露パーティーであいさつする八角理事長=23日、都内のホテル(代表撮影)
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 大相撲の大関正代(30)=時津風=の昇進披露祝賀会が23日、都内で開かれ、約400人が出席した。

 秋場所も4勝11敗と負け越し、九州場所は在位13場所で5度目のかど番とあって、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)からは“激辛”の祝辞が贈られた。大関の地位の歴史と重みに言及したうえで「正直、今の正代がその境地に達しているとは思えません」とバッサリ。「もっと自分自身を追い込み、厳しく稽古をし、大関の地位と責任と緊張感、誇りを実感してほしい」と奮起を促した。

 正代は「つらい場面が多い場所が多かった」と2年間を回顧。「来場所は九州出身力士として、いい成績で終えたい」と誓った。

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