福島出身の若隆景が初優勝 新関脇Vは86年ぶり快挙

 大相撲春場所千秋楽は27日、大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪で行われ、新関脇の若隆景(27)=本名大波渥、福島市出身、荒汐部屋=が12勝3敗で並んだ元大関の平幕高安との優勝決定戦を上手出し投げで制して初優勝を果たした。新関脇優勝は双葉山以来86年ぶりの快挙。

 福島県出身力士が賜杯を抱くのは1972年初場所の栃東以来。2011年3月の東日本大震災で甚大な被害を受け、今場所中も最大震度6強の揺れに見舞われた故郷に明るい話題を届けた。

 新型コロナウイルスの影響から今年の春場所は一昨年以来の大阪開催で、観客を入れての実施は3年ぶり。

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