御嶽海の大関昇進が確実に「長かったです」3度目優勝、臨時理事会の開催決まる

 照ノ富士(左)を寄り切りで破り、優勝を果たした御嶽海=撮影・出月俊成
 御嶽海の勝利を喜ぶ母マルガリータさんら(撮影・中島達哉)
 御嶽海の勝利を喜ぶ母マルガリータさんら(撮影・中島達哉)
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 「大相撲初場所・千秋楽」(23日、両国国技館)

 関脇御嶽海(出羽海)が結びの一番で横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)を破り、13勝2敗で、13場所ぶり3度目の幕内優勝を果たした。

 立ち合い左のおっつけで攻めていった御嶽海は、前に出ながら両差しに。この勝機を逃さず一気に寄り切った。

 敗れれば照ノ富士、阿炎(錣山)との巴(ともえ)戦での優勝決定戦を迎える状況だったが、本割で決着をつけた。

 また、御嶽海はこの白星で、三役での直近3場所の合計勝利が33勝になった。昇進を決める臨時理事会の開催を八角理事長が明言。事実上、御嶽海の大関昇進が確実になった。

 臨時理事会が開かれることは、館内での優勝インタビュー内で本人にも伝えられ、感慨深げだった。長く、大関候補と目され、昇進を果たせずにいたことに「長かったです」と語った。

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