先代立浪親方、元関脇安念山の安念治さん 2月に死去、86歳 相撲協会が発表

86年7月、名古屋場所後の北尾さん(左、のちの横綱双羽黒)と先代立浪親方の安念治さん
 北尾さん(後列中央)の大関伝達式での安念治さん(後列右)=1985年11月27日
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 日本相撲協会は13日、先代立浪親方で元関脇の安念山(のち羽黒山)=本名・安念治さん=が今年の2月8日に都内病院で死去していたことを発表した。86歳だった。

 北海道上川郡下川町出身。1950年初場所で初土俵を踏み1954年夏場所で新入幕。1957年夏場所、新小結で13勝を挙げ、幕内最高優勝を果たした。1965年春場所で引退した。

 1969年、立浪部屋を継承。大関旭国、関脇黒姫山らを育成した。1987年12月、横綱に育てた双羽黒がおかみを突き飛ばす騒動を起こし、廃業させた。

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