炎鵬が初日から3連勝 豪快すくい投げ「自然と体が動いた」

大翔丸(左)をすくい投げで破った炎鵬=両国国技館(撮影・佐藤厚)
すくい投げで大翔丸(右)を破った炎鵬=両国国技館(撮影・園田高夫)
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 「大相撲春場所・3日目」(16日、両国国技館)

 関取最小兵168センチ、98キロの十両炎鵬(26)=宮城野=が大翔丸(追手風)をすくい投げで仕留め初日から3連勝とした。2度目立ち合い、左へ飛んで、左を差すと、豪快に投げて相手を転がした。

 「相手は立ち合いが強い。動いて流れを作りたかった。左がたまたま入って、そのまま自然と体が動いた」と反応が良かった。

 19年夏場所から幕内を維持し、最高位は東前頭4枚目まで上がったものの、昨年春場所から4場所連続で負け越し先場所、十両に陥落した。先場所は兄弟子の横綱白鵬が新型コロナウイルスに感染した影響で全休。今場所、2年ぶりの十両土俵に立つ。

 「一日一日集中して。土俵に上がれているのがいい」と復調への手応えは十分だ。

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