発言炎上の森喜朗会長 報道陣に不満爆発「いい加減」「無責任な連中」生出演番組で恨み節

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が4日、BSフジ「BSフジLIVE プライムニュース」に生出演。前日の「女性は話が長い」などとした女性蔑視とも取れる発言について、この日の会見で謝罪し撤回したが、「(当該発言は)深い意味を持って言ったわけではない。だんだん話が大きく(なって)取り上げられるのは本意ではない」と報道に不快感を示した。

 この日の謝罪会見でも、発言の真意を問いただす質問者に対し、「そういう話はしたくない」「(報道を)面白おかしくしたいから聞いてるんだろ?」と気色ばむ場面があり、ネット上では“逆ギレ会見”と話題になっている。

 番組内では、森会長の発言を理由に聖火リレーで走る予定だったタレントの田村淳が辞退したことにも言及。2日に出席した自民党内での会合で「コロナがどんな形になっても必ず(大会を)やり抜く」と発言したことや、聖火リレーで一般観覧者の密集を避けるために「有名人は田んぼで走ればいいんじゃないか」などと発言したことが発端となったが、「日本のマスコミの皆さんはいい加減」と報道への不満を爆発させた。

 「田んぼ-」発言は自発的なものではなく、コロナ禍で聖火リレー実施を不安視する地方議員から質問を受けた際に答えたものだったと主張。「コースや誰が走るかは各地方が決めている。密を避けられないから、できるだけ控えて(各地方の)実行委員会で工夫してくださいねと。そしたら田んぼかどこかしかないと、僕が言った。人を避けるにはそれしかないと。市街地がダメと言ったわけではないし、田んぼで走れと言ったわけではない。こういう議論になってますと報告しただけ」と説明し、「記者たちは修正もせず、そういうことだと言わないで、全く無責任な連中が多い」と恨み節を唱えた。

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