琴奨菊なすすべなく5敗目 リモート取材には4日連続応じず

 千代ノ皇(左)に寄り切りで敗れる琴奨菊(撮影・中田匡峻)
千代ノ皇に敗れた琴奨菊(左)=両国国技館(撮影・堀内翔)
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 「大相撲11月場所・6日目」(13日、両国国技館)

 05年夏場所から維持した幕内から約15年ぶりに降下した元大関で十両の琴奨菊(36)=佐渡ケ嶽=が千代ノ皇(九重)に寄り切られ、4連敗で5敗目(1勝)を喫した。

 立ち合い、左差しを許し攻め込まれて後退。なすすべもなく土俵を割った。取組後は4日連続でリモート取材に応じなかった。

 先場所、痛めた左ふくらはぎはテーピングでがっちり固定。満身創痍(そうい)で出場が続くが、結果が付いて来ない。

 先場所は2勝10敗3休。大関経験者として葛藤もあり、進退を熟慮したが、まだ燃え尽きていない思いで現役を続行した。

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