東京五輪「史上最高の大会になるかも」AOC会長の発言をAP通信伝える

 オーストラリアオリンピック委員会(AOC)のジョン・コーツ会長が新型コロナウイルス感染拡大により来年に延期が決まった東京五輪について「最終的には史上最高の大会になるかもしれない」と予測した、と9日、米AP通信が伝えた。

 記事中では、00年のシドニー大会の閉会式で当時の国際オリンピック委員会(IOC)会長のサマランチ氏が「史上最高の大会」と称賛したことに触れながら、「シドニー出身でIOCの東京五輪調整委員会委員長でもあるコーツ氏はこの日行われたAOCの総会で東京大会が史上最高とされているシドニー大会(00年)に取って代わることを望んでいると話した」とした。

 後半では開催延期による追加費用についても言及。「日本は五輪開催に126億ドル(約1兆3420億円)を投じたとされているが、昨年の政府の監査報告ではその2倍とある」、「延期による追加費用は20億~60億ドル(約2130億~6390億円)が見込まれている。日本は2013年に開催都市契約に署名しており、費用の大部分を負担することになっている」などと伝えた。

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