先場所Vの貴景勝、危なげなく初日白星

 「大相撲初場所・初日」(13日、両国国技館)

 先場所で初優勝した新関脇の貴景勝(千賀ノ浦)が正代(時津風)を下して、初日白星とした。

 立ち合いから激しく当たると、相手の体勢に合わせて突きを胸元に集めた。反撃しようとする相手をものともせず、危なげなく突き出した。

 貴景勝は元師匠の貴乃花親方が相撲協会を退職したことに伴い、先場所前に所属が貴乃花部屋から千賀ノ浦部屋に変わった。環境の変化にも負けず、昨年11月の九州場所で13勝2敗の好成績で初優勝。関脇に昇進して初場所を迎えている。

 2日目、貴景勝は松鳳山(二所ノ関)、正代は関脇玉鷲(片男波)と対戦する。

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