稀勢の里 靖国神社で初の横綱土俵入り「また新しい気持ち」

 大相撲の春巡業は16日、東京・靖国神社で行われ、左大胸筋損傷などで6場所連続休場中の横綱稀勢の里(31)=田子ノ浦=が同所で初の横綱土俵入りを行った。観衆からは「優勝して~」とエールが飛び、大勢のファンから一番の拍手、声援を浴びた。

 「また新しい気持ち。温かく待ってくれている人もいる」と復活へ力をもらった様子。

 春巡業には12日から合流し、十両を相手に番数も重ね、状態を上げてきた。「いろいろと刺激もある。巡業と本場所は違うけど少しでも雰囲気を味わうことでつながってくる。体もだいぶ仕上がってきた。しっかりとした形を作っていつも以上に安定していると感じる」と自信の口ぶり。

 靖国神社は春巡業の恒例で例年、桜が咲いていることが多いが、今年は完全に散った後。「今年は早かった。新緑の中で土俵入りだった」とさみしげ。横綱の桜はこれから咲かせるか?と問われると「来年になっちゃうね」と笑わせた。

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